PNC2019 日本代表 vs. トンガ代表
パシフィックネーションズカップ2019 @大阪府・東大阪花園ラグビー場 日本代表 vs. トンガ代表 ラグビーの西の聖地「花園ラグビー場」 高校生ラガーマンあこがれの地が、ワール ドカップを前に大規模リニューアル。きれ いになった花園で8年ぶりに日本代表戦が 行われます。 しかも夏場ということもあり、またワール ドカップの試合が多い時間に合わせてナイ ター開催となりました。 トンガ代表は世界ランキングは日本にかな り近い位置。体格が大きくパワーがある選 手が多く、体格差で負けている日本がどう 戦うのか?注目です。 試合の前にはトンガのウォークライ 「シピタウ(Sipi Tau)」が行われました。 試合が始まると、いきなりトンガに攻め 込まれる苦しい展開からの入りとなりました。 前半4分にはインテンショナル・ノックオンで WTB松島選手がシンビンになり数的不利な状 態となりました。 その中でも前半10分に、相手ゴールライン前 でのラインアウトからモールで押し込み先制 トライを果たします。 さらに前半20分には、相手ゴールライン直前 で12フェーズの連続攻撃を重ねます。諦めず ミスのない連続攻撃で最後はPRヴァル選手が 抑え込みます。 前半はさらに1トライをあげ、21-0と大量 リードで折り返します。 前週のフィジー戦は後半にスタミナ切れなの か、タックルミスや、孤立した攻撃が多くな るなども見られましたが、今回は選手の入れ 替えなどの作戦などで最後まで集中量が切れ ることのない試合でした。 後半17分にトライを取られるものの、後半 32分にはWTB松島選手が、37分にはこの日 は途中出場となったWTB福岡選手が素晴ら しい走りでトライを取りました。 福岡選手は相手陣の22mライン手前でボー ルを受け取ると、最初の一人をハンドオフ (ボールを持っていない手で相手を寄せ付 けない、当たる場合は突き飛ばすプレー) でかわし、次は内側にいったんステップを 切った後に、大きく外にステップを切りな おすことで、前のスペースを空けて抜け切 りました。会場騒然のスーパープレーでし た。 日本代表 41 - 7