SCIX主管 アフターマッチトークライブ@神戸
観戦で盛り上がった後は、 アフターマッチトークライブ。 ラグビージャーナリスト村上晃一さんを司会に 元・神戸製鋼コベルコスティーラーズの 平尾(剛)さん、前半に続き小山さん でトーク。 直前までの試合映像を見ながら、生解説と分析。 山中選手の華麗なステップや、アシュリークー パー選手の絶妙な躱し方での相手ラインの突破 等、試合を見ているときには「おーー」と思っ ただけのポイントも丁寧に解説いただきました。 特に印象に残ったのは、ダン・カーター選手が 何故すごいのか、に関する見解 ①ボールを受け取ってからの選択肢が多い。 → どんな状態でも選択肢が複数あり、相手が 次の手が読めない。そのため止められない。 ②当たり前のことを当たり前にやる。 → 1つ1つが巧妙でなくても瞬時に状況を判 断して、きっちりやるべきことをできる。 その他印象に残った数々(今後のネタ) ・(チーム関係者者情報) 今の神戸製鋼コベルコスティーラーズで一番 フィットネスが強いのは、SHアンドリュー・ スミス選手。キャプテンになったので1番にな るように鍛えたらしい。(「去年からできたの では(笑)」という村上さんのツッコミ付) ・フィットネスの強さは、後半にリアクションが 遅くなってくることで測ることができる。 例えば、録画で試合を見ているときに、相手が コンバージョンを決めて、「30秒スキップ」を してもキックオブしないチームは、フィットネ スが弱くなっている、と判断できる。 (小山さんの分析の仕事の経験から) ・スクラム例えば3cm動くのにも8人が一体になっ て、同じ方向・目的で動く(押す)ことが重要。 あたかも1つの身体であるように動作すること はチームプレーでは重要で「共身体」という。 (というのが、平尾さんの研究分野) ⇒ フランスの哲学者が「スクラムは母体。だ から、スクラムから生まれるボールは生き生 きしている」言ったとか。 ・どのラグビーチームにも「フォワード会」はあ る。さらには「プロップ会」も多いらしい。 が、「バックス会」はほとんど聞かない。 ⇒ 体を密着させて息を合わせているからか。 試合での距離感が、日常にも反映?!