大学選手権決勝 天理大学 vs.明治大学
2019/1/12(土)@秩父宮ラグビー場
大学ラグビーフットボール選手権大会決勝
天理大学 vs. 明治大学
初優勝、また関西35年ぶりの優勝を目指す
天理大学と、昨年に続く決勝戦で雪辱を果た
したい明治大学の対戦となりました。
今シーズンの初雪を観測した寒い気候での
試合となりました。
インアウトから密集からHO島根選手がブラ
インドサイドに躱して左隅にトライ。
その後すぐ前半7分に同じくらいアウトを
起点に、明治がフェーズを重ねてラインを
上げ最後はFB山沢選手のロングパスで空い
ていたWTB山﨑選手に渡りがトライ。
試合当初から点が取りあったこともあり、
点を取り合うゲームとなるかと思いきや両
者が得意のディフェンスでしっかり守る展
開となりました。
前半最後39分にはラインアウトでラインに
並んでいなかったNo.8マキシ選手を起点と
して天理は猛攻を重ねましたが、明治が徹
底したディフェンスでゴールラインの内側
でグラウディングさせませんでした。
前半は 5-12 で明治リードで折り返しました。
後半はキック合戦から開始。
キックを強みをする明治FB山沢選手に天理
SO松永選手が応じる形で結局は天理が外に
出す形を繰り返し。キックで優っている明治
がテンポをとりました。
(ニュースを見ると松永選手は左ひざ陥没骨
折+靭帯損傷で出場。骨折した左足を軸に
キックを蹴っていたとか)
キックで陣地を広げてからのアタックで攻
めますが両チームともしっかりと守り切り
ます。
試合が動いたのは、後半20分。明治が攻め
て最後はHO武井選手が相手のファースト
タックルからすり抜け真ん中にトライ。
5 - 22 に差を広げました。
ここから天理の猛反撃が始まります。
後半28分、22m超えたところでHO島根選
手がパスを受け取りラン。倒されましたが
もう一度ボールを離し持ち直し立ち上がっ
てトライ。
島根キャプテンの執念のトライでした。
さらに後半33分も10mラインからゴール前
までHO島根選手が走ってボールを持ちこみ、
CTBフィフィタ選手が2人のタックルを引っ
張りながらトライ。
とはいえ、猛攻はここまで。
天理後半39分ではスクラムからボールを出
して最後の攻撃を仕掛けましたが、明治の
ディフェンスは終始崩れませんでした。
最後はCTBフィフィタ選手ががノックオンで
ノーサイドとなりました。
天理大学 17 - 22 明治大学
https://www.rugby-japan.jp/match/17968
準決勝の展開からは天理が優勢との声もあ
りましたが、終始ミスのないディフェンス
で守り切った明治が接戦を制しました。
明治大学、22大会ぶりの優勝
おめでとうございました!!
天理大学も素晴らしいプレーでした。
両チームとも、お疲れ様でした。
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【ラグビー旬な一問一答】
https://news.yahoo.co.jp/byline/mukaifumiya/20190113-00111078/
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